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細幅鍵盤電子ピアノーその名はNK5.5

  • tokyostrettopiano2
  • 2024年5月13日
  • 読了時間: 1分

更新日:2024年6月18日

細幅鍵盤ピアノを手に入れても、自分の家でしか弾けない。持ち運びできないし。

それなら細幅鍵盤電子ピアノを作ればいいじゃない!

これだけ巷で電子ピアノが普及している時代だから、細幅鍵盤電子ピアノが売り出されればあっという間に普及するのでは?


と誰もが考えそうですよね。

今回は細幅鍵盤電子ピアノ開発のパイオニアの紹介です。

①サイズの違う手袋②鍵盤サイズの違う電子ピアノ
細幅鍵盤電子ピアノNK5.5の紹介ページ

カナダ人の音楽講師Linda Gouldさんは1996年から手持ちのグランドピアノをオクターブ5.5インチの鍵盤に改造して愛用しておられます。そんなLindaさんが2021年に細幅鍵盤ピアノの試作品を製作。2022年11月には注文受付を開始。事務担当はKathy Strauchさんのようです。発送の開始は2023年5月。ただしはじめはアメリカ合衆国とカナダのみの発送でした。2024年4月時点で30台発送されているそうです。

メール本文とNK5.5の写真
私のところに来た4月30日のメール

注文者はもっと多いと思いますが、世界的な半導体不足で生産が滞っているようです。

1年で30台。決して多いとは言えませんが、大手の電子楽器メーカーが全く動いてくれないなか、貴重な第一歩と言えるのではないでしょうか。


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NK5.5故障中です。

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NK5.5が弾けるようになりました

NK5.5が弾けるようになりました。鍵盤タッチはアコースティックピアノよりも軽めな気がします。9度の和音や1本の指で2つの白鍵を同時に押さえる奏法がかなり楽にできます。

 
 
 

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